学研全訳古語辞典 |
あたり-を-はら・ふ 【辺りを払ふ】
分類連語
①
そばに近寄らせない。
出典宇治拾遺 一四・一
「女人(によにん)に近づく事なかれ。あたりをはらひて馴(な)るる事なかれ」
[訳] 女人に近づいてはならない。そばに近寄らせないでなれ親しんではならない。
②
周囲を圧する。威圧する。
出典平家物語 一一・能登殿最期
「およそあたりをはらってぞ見えたりける」
[訳] まったく周囲を威圧して見えた。◇「あたりをはらっ」は促音便。
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分類連語
①
そばに近寄らせない。
出典宇治拾遺 一四・一
「女人(によにん)に近づく事なかれ。あたりをはらひて馴(な)るる事なかれ」
[訳] 女人に近づいてはならない。そばに近寄らせないでなれ親しんではならない。
②
周囲を圧する。威圧する。
出典平家物語 一一・能登殿最期
「およそあたりをはらってぞ見えたりける」
[訳] まったく周囲を威圧して見えた。◇「あたりをはらっ」は促音便。
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