学研全訳古語辞典 |
かが・みる 【鑑みる】
活用{み/み/みる/みる/みれ/みよ}
手本・先例などに照らし合わせる。照らし合わせて考える。
出典平家物語 三・医師問答
「たとひ四部の書をかがみて、百療に長ずといふとも」
[訳] たとえ中国の四医書を照らし合わせて、数多くの治療にすぐれているといっても。
かんが・みる 【鑑みる】
活用{み/み/みる/みる/みれ/みよ}
照らし合わせて考える。
出典太平記 一〇
「臣が忠義をかんがみて」
[訳] 私の(今までの)忠義を照らし合わせて考えて。◆「かがみる」の変化した語。
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