学研全訳古語辞典 |
あたま 【頭】
①
体の首から上の部分。あたま。◇この意味では古くは「かしら」と言った。
②
頭髪。
③
先端。上の部分。
④
物事の初め。
かしら 【頭】
①
あたま。
②
頭髪。
③
能楽で用いる、毛の長くたれたかぶり物。怨霊(おんりよう)などに用いる。
④
物の最上部。先端の部分。
出典枕草子 草の花は
「冬の末まで、かしらのいと白く」
[訳] (すすきは)冬の末まで先端の部分(=穂)がたいそう白く。
⑤
首領。頭領。親方。
-かしら 【頭】
人・動物・仏像など、頭のあるものを数える。「(仏像)いくかしら」「しかの一かしら」
つぶり 【頭】
あたま。「つむり」とも。
とう 【頭】
①
(組織や集団の)かしら。頭領。
②
「蔵人(くらうど)の頭(とう)」の略。
③
(集会・祭礼などの)世話役の当番。◇中世語。
ズ 【図・頭・廚】
⇒づ
かう-べ 【首・頭】
かしら。あたま。◆「かみべ」のウ音便。
こうべ 【首・頭】
⇒かうべ
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