学研全訳古語辞典 |
おとがひ-お・つ 【頤落つ】
分類連語
①
寒さに震えることのたとえ。
出典枕草子 節分違へなどして
「寒きこといとわりなく、おとがひなどおちぬべきを」
[訳] 寒いことは非常に何とも耐え難く、あごなども落ちてしまいそうなのを。
②
非常に美味であることのたとえ。また、おしゃべりなことのたとえ。
出典柿山伏 狂言
「さてもさてもうまい柿(かき)ぢゃ、…おとがひがおつるやうな」
[訳] ほんとうにうまい柿だ、…あごが落ちるようだ。
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①
寒さに震えることのたとえ。
出典枕草子 節分違へなどして
「寒きこといとわりなく、おとがひなどおちぬべきを」
[訳] 寒いことは非常に何とも耐え難く、あごなども落ちてしまいそうなのを。
②
非常に美味であることのたとえ。また、おしゃべりなことのたとえ。
出典柿山伏 狂言
「さてもさてもうまい柿(かき)ぢゃ、…おとがひがおつるやうな」
[訳] ほんとうにうまい柿だ、…あごが落ちるようだ。
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