「勢」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/74件中)
推量の助動詞「べし」の連体形「べき」のイ音便。出典平家物語 一一・勝浦付大坂越「あの勢(せい)の中にしかるべい者やある」[訳] あの敵勢の中に適しているにちがいない者がいるか。
名詞(日々の)暮らしを立てること。生活のための仕事。なりわい。出典仁勢物語 仮名「いかでくちすぎあらん所へ行きてしよな」[訳] なんとかして生活するための仕事のある所へ行ってみたいものだなあ。
名詞(日々の)暮らしを立てること。生活のための仕事。なりわい。出典仁勢物語 仮名「いかでくちすぎあらん所へ行きてしよな」[訳] なんとかして生活するための仕事のある所へ行ってみたいものだなあ。
分類連語問題にもならない。出典源氏物語 桐壺「右の大臣(おとど)の御勢ひは、ものにもあらずおされ給(たま)へり」[訳] 右大臣のご威勢は問題にもならず(左大臣に)圧倒されてしまわれた。なりたち名詞「も...
分類連語問題にもならない。出典源氏物語 桐壺「右の大臣(おとど)の御勢ひは、ものにもあらずおされ給(たま)へり」[訳] 右大臣のご威勢は問題にもならず(左大臣に)圧倒されてしまわれた。なりたち名詞「も...
[一]名詞勢いが盛んなこと。[二]形容動詞語幹⇒まうなり。出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち「勢(いきほひ)、まうの者になりにけり」[訳] 富裕で勢力の盛んな者になったということだ。
[一]名詞勢いが盛んなこと。[二]形容動詞語幹⇒まうなり。出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち「勢(いきほひ)、まうの者になりにけり」[訳] 富裕で勢力の盛んな者になったということだ。
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}勢いが盛んだ。威勢がよい。▽物質的・精神的の両面にわたって用いる。出典徒然草 一「勢ひまうにののしりたるにつけて、いみじとは見えず」[訳]...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}勢いが盛んだ。威勢がよい。▽物質的・精神的の両面にわたって用いる。出典徒然草 一「勢ひまうにののしりたるにつけて、いみじとは見えず」[訳]...
自動詞サ行下二段活用活用{せ/せ/す/する/すれ/せよ}(戦場から)逃げ去る。出典平家物語 九・知章最期「その勢みなおちうせて」[訳] その(=平知盛(たいらのとももり)の)軍勢はみな逃げ去って。