「鴨」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/58件中)
名詞水鳥の名。秋に飛来し、春帰る小形の鴨(かも)。あじがも。ともえがも。
名詞水鳥の名。秋に飛来し、春帰る小形の鴨(かも)。あじがも。ともえがも。
接尾語名詞に付いて、「…のようなもの」「…のように」の意を表す。「犬じもの」「鳥じもの」「鴨(かも)じもの」。◆上代語。
分類連語…でさえも。▽「すら」を強めた語。出典万葉集 三九〇「鴨(かも)すらに玉藻(たまも)の上にひとり寝なくに」[訳] 鴨でさえも美しい藻の上でひとりで寝ないことだのに。なりたち副助詞「すら」+間投...
分類連語…でさえも。▽「すら」を強めた語。出典万葉集 三六二五「沖になづさふ鴨(かも)すらも妻とたぐひて」[訳] 沖に浮き漂う鴨でさえも妻と一緒にいて。なりたち副助詞「すら」+係助詞「も」...
分類枕詞鴨が葦辺(あしべ)で群れていることから「うち群れ」にかかる。出典土佐日記 一二・二七「あしがものうち群れてこそ我は来にけり」[訳] 葦辺で群れる鴨のように群れて私たちは来たのだ。
分類枕詞鴨が葦辺(あしべ)で群れていることから「うち群れ」にかかる。出典土佐日記 一二・二七「あしがものうち群れてこそ我は来にけり」[訳] 葦辺で群れる鴨のように群れて私たちは来たのだ。
名詞(つがいであったものが、はぐれて)一羽になった鴨(かも)。親しい人と別れて、ひとり行くことのたとえ。◆「隻(せき)」は対(つい)をなすものの片方、「鳧(ふ)」は鴨の意を表す。
名詞(つがいであったものが、はぐれて)一羽になった鴨(かも)。親しい人と別れて、ひとり行くことのたとえ。◆「隻(せき)」は対(つい)をなすものの片方、「鳧(ふ)」は鴨の意を表す。
副詞鴨のように。出典万葉集 五〇「かもじもの水に浮き居て」[訳] 鴨のように水に浮かんでいて。◆多く「浮く」「浮き寝」などの語を修飾。「じもの」は「であるかのように」の意を表す接尾語。