「いと」を解説文に含む見出し語の検索結果(61~70/1310件中)
他動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}悲しく思う。出典更級日記 物語「いとくちをしく、おもひなげかるるに」[訳] とても残念で、悲しく思われるときに。
分類連語思うままにする。出典源氏物語 若菜上「おもうにしたがひて対面なきもいとくちをしくなん」[訳] 思うままに対面できないのもたいへん残念で。
分類連語思うままにする。出典源氏物語 若菜上「おもうにしたがひて対面なきもいとくちをしくなん」[訳] 思うままに対面できないのもたいへん残念で。
接尾語ク活用〔動詞の連用形に付いて〕…するのがつらい。…しにくい。出典源氏物語 桐壺「いと立ち離れにくき草のもとなり」[訳] とても立ち去るのがつらい草深い屋敷である。
接尾語ク活用〔動詞の連用形に付いて〕…するのがつらい。…しにくい。出典源氏物語 桐壺「いと立ち離れにくき草のもとなり」[訳] とても立ち去るのがつらい草深い屋敷である。
分類連語腕利きだ。器用だ。行き届く。出典大鏡 道長下「いとてききたる御心ばへなりな」[訳] 非常に行き届いたお心がけであるね。
分類連語腕利きだ。器用だ。行き届く。出典大鏡 道長下「いとてききたる御心ばへなりな」[訳] 非常に行き届いたお心がけであるね。
分類連語こんなにも。こんなでも。出典伊勢物語 四〇「いとかくしもあらじと思ふに」[訳] 本当にこんなでも(息絶えるほどでも)あるまいと思うのに。なりたち副詞「かく」+係助詞「しも」...
分類連語こんなにも。こんなでも。出典伊勢物語 四〇「いとかくしもあらじと思ふに」[訳] 本当にこんなでも(息絶えるほどでも)あるまいと思うのに。なりたち副詞「かく」+係助詞「しも」...
副詞こうこう。あれこれ。しかじか。出典蜻蛉日記 中「いともどかしう見ゆることなれば、かくかく思ふ」[訳] ひどく歯がゆく思われることなので、あれこれ思うのだ。◆副詞「かく」を重ねた語。