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事の外なりの意味

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学研全訳古語辞典

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こと-の-ほか・なり 【事の外なり・殊の外なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


予想外だ。意外だ。▽多く不快感を表す。


出典源氏物語 夕霧


「ことのほかなる御もてなしなりけるに、しひてえ詣(まう)で訪(とぶら)ひ給(たま)はずなりにけり」


[訳] 思いのほかのお扱いであったので、無理には参上なさらなくなってしまった。


格別だ。特別だ。


出典徒然草 一九


「鳥の声などもことのほかに春めきて」


[訳] 鳥の鳴き声なども格段と春らしくなって。








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