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千切るの意味

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学研全訳古語辞典

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ち-ぎ・る 【千切る・捩る】

[一]他動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


(手で)細かくきりとる。


無理にもぎとる。ねじ切る。


出典徒然草 五三


「頸(くび)もちぎるばかり引きたるに」


[訳] 首ももぎとるくらいに引いたところ。


[二]自動詞ラ行下二段活用

活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}


ねじれて切れる。切れて分かれる。


出典鉢木 謡曲


「ちぎれたりともこの具足」


[訳] ねじれて切れているといってもこの鎧(よろい)。


[三]補助動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


〔動詞の連用形に付いて〕(ちぎれるほど)盛んに…する。


出典宇治拾遺 三・四


「念珠(ねんず)を揉(も)みちぎる」


[訳] 数珠(じゆず)を盛んに力を入れてもむ。








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