古語:

手向くの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

た-む・く 【手向く】

他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


願い事をして、神仏に供え物を供える。旅の無事を祈る場合にいうことが多い。


出典徒然草 六七


「常に百首の歌を詠みて、かの二つの社(やしろ)の御前(みまへ)の水にて書きて、たむけられたり」


[訳] いつも百首の歌を詠んで、あの二つの社の御前の水で(墨をすって)書いて、供えなさった。


旅立つ人に餞別(せんべつ)を贈る。


出典新古今集 雑上


「行く年に涙の玉をたむけつるかな」


[訳] 去って行く年に涙の玉を餞別として贈ったことだ。








手向くのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

手向くのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




手向くのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS