学研全訳古語辞典 |
うち-しぐ・る 【打ち時雨る】
活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}
①
時雨が降る。しぐれる。
出典徒然草 一三七
「うちしぐれたるむら雲隠れのほど」
[訳] しぐれている(ときの)むら雲に隠れた(月の)ようすが。
②
涙にぬれる。涙ぐむ。
出典源氏物語 若菜上
「まみのあたりうちしぐれて、ひそみ居(ゐ)たり」
[訳] 目もとのあたりが涙にぬれて、泣き顔をしていた。◆「うち」は接頭語。
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活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}
①
時雨が降る。しぐれる。
出典徒然草 一三七
「うちしぐれたるむら雲隠れのほど」
[訳] しぐれている(ときの)むら雲に隠れた(月の)ようすが。
②
涙にぬれる。涙ぐむ。
出典源氏物語 若菜上
「まみのあたりうちしぐれて、ひそみ居(ゐ)たり」
[訳] 目もとのあたりが涙にぬれて、泣き顔をしていた。◆「うち」は接頭語。
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