学研全訳古語辞典 |
さ・る 【晒る・曝る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
日や風雨にさらされて、色や形が変わる。「しゃる」とも。
出典霊異記 下
「久しきを歴(へ)て日にさりたるも」
[訳] 久しい年月がたち日にさらされて、色や形が変わっていたにもかかわらず。
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
日や風雨が当たるままにする。さらす。
出典霊異記 下
「身を投げ骨をさりて」
[訳] (川)に身を投げ骨をさらして。
活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}
[一]に同じ。
出典散木集
「陸奥(みちのく)の蓼生(たでふ)に骨のされむとすらむ」
[訳] 奥州の蓼生の野に(人)骨がさらされようとするのだろう。
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