学研全訳古語辞典 |
きょく 【曲】
①
(道理の上で)曲がっていること。正しくないこと。
②
おもしろみ。興味。
③
(音楽・歌謡の)節(ふし)・調子。
④
音楽などの一段。また、その作品。
わだ 【曲】
入り江など、曲がった地形の所。
-み 【回・廻・曲】
〔地形を表す名詞に付いて〕…の湾曲した所。…のまわり。「磯み」「浦み」「島み」「裾(すそ)み(=山の裾のまわり)」
まが 【禍・曲】
曲がっていること。邪魔なこと。災い。
出典古事記 神代
「そのまがを直さむとして成れる神の名は」
[訳] その災いを直そうとして生まれた神の名は。
参考
「まが神」「まが事」などのように、複合語の構成要素となることが多い。
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