学研全訳古語辞典 |
かつ-て 【曾て・嘗て】
〔下に打消の語を伴って〕
①
今まで一度も。ついぞ。
出典万葉集 六七五
「かつても知らぬ恋もするかも」
[訳] 今まで一度も知らない恋もすることだなあ。
②
決して。まったく。
出典万葉集 一九四六
「木(こ)高くはかつて木植ゑじ」
[訳] 木立(こだち)高くは決して木を植えまい。
参考
中古には漢文訓読系の文章にのみ用いられ、和文には出てこない。「かって」と促音にも発音されるようになったのは近世以降。
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〔下に打消の語を伴って〕
①
今まで一度も。ついぞ。
出典万葉集 六七五
「かつても知らぬ恋もするかも」
[訳] 今まで一度も知らない恋もすることだなあ。
②
決して。まったく。
出典万葉集 一九四六
「木(こ)高くはかつて木植ゑじ」
[訳] 木立(こだち)高くは決して木を植えまい。
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中古には漢文訓読系の文章にのみ用いられ、和文には出てこない。「かって」と促音にも発音されるようになったのは近世以降。
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