学研全訳古語辞典 |
あり-し-に-も-あら-・ず 【有りしにもあらず】
分類連語
昔のようではない。
出典源氏物語 賢木
「よろづのこと、ありしにもあらず変りゆく世にこそあめれ」
[訳] 様々なことが昔のようではなく変っていく世であるのだろう。
なりたち
ラ変動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形+断定の助動詞「なり」の連用形「に」+係助詞「も」+ラ変補助動詞「あり」の未然形+打消の助動詞「ず」
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昔のようではない。
出典源氏物語 賢木
「よろづのこと、ありしにもあらず変りゆく世にこそあめれ」
[訳] 様々なことが昔のようではなく変っていく世であるのだろう。
なりたち
ラ変動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形+断定の助動詞「なり」の連用形「に」+係助詞「も」+ラ変補助動詞「あり」の未然形+打消の助動詞「ず」
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