学研全訳古語辞典 |
さう-じみ 【正身】
当人。本人。
出典源氏物語 末摘花
「さうじみは何の心げさうもなくておはす」
[訳] (末摘花(すえつむはな))本人は、何の心づくろいもなくていらっしゃる。◆「しゃうじん(正身)」の変化した語。
そうじみ 【正身】
⇒さうじみ
ただ-み 【正身・直身】
その人自身。本人。
しゃう-じん 【生身・正身】
①
生まれながらの体。生きている身。生身(なまみ)。
②
仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うため、仮に姿を変えてこの世に現す肉身。◆仏教語。
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