古語:

無沙汰なりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > 無沙汰なりの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ぶ-さた・なり 【無沙汰なり・不沙汰なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


ほうっておく。とりあわないでいる。


出典沙石集 一


「地頭の申すところ一分の道理なりとて、ぶさたなりける間」


[訳] 地頭の申すことは道理が少ないといって、とりあわないでいるうちに。


無関心だ。知らないでいる。


出典沙石集 五


「世間の事は無下(むげ)にぶさたなり」


[訳] 世間のことには、極めて無関心である。


怠けている。おろそかだ。


出典太平記 七


「用心の体(てい)少しぶさたにぞなりける」


[訳] 用心のようすが少しおろそかになってしまった。


あいさつや訪問をしないでいる。


出典平治物語 下


「尋ねたく思ひつれども、…今もぶさたなり」


[訳] 尋ねたいと思っていたが、…今も訪問をしないでいる。








無沙汰なりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

無沙汰なりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




無沙汰なりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS