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矢倉の意味

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学研全訳古語辞典

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や-ぐら 【矢倉・櫓】

名詞

武器の倉庫。兵庫(つわものぐら)。


城門や城壁の上に設ける高い建物。物見や指揮、また、矢・石などを発射するためのもの。


(ア)

江戸時代、劇場の正面木戸口の上の屋根に造りつけ、座元の紋を染めた幕(櫓幕)をめぐらした建物。ここで客寄せなどの太鼓を打った。櫓は初め、官許を得た印として設けたが、後には形式的なものとなった。


(イ)

江戸時代、相撲小屋で、櫓太鼓を打つために設けた高い台。


一般に、木材を組んでつくる、塔状・台状のもの。船櫓・こたつ櫓など。








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