学研全訳古語辞典 |
すい-び 【翠微】
①
山の頂上を少し下った所。山の中腹。
出典幻住庵記 俳文・芭蕉
「すいびに登ること三曲二百歩にして」
[訳] 山の中腹に登ること三曲がり二百歩で。
②
うす緑色の山の気。また、遠く青くかすむ山。
出典蕪村句集 俳諧
「蚊屋つりてすいびつくらむ家の内―蕪村」
[訳] (病で山に行けないので)蚊屋をつって青く遠くかすむ山を作ろう。家の内で(山の気分を味わおう)。
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①
山の頂上を少し下った所。山の中腹。
出典幻住庵記 俳文・芭蕉
「すいびに登ること三曲二百歩にして」
[訳] 山の中腹に登ること三曲がり二百歩で。
②
うす緑色の山の気。また、遠く青くかすむ山。
出典蕪村句集 俳諧
「蚊屋つりてすいびつくらむ家の内―蕪村」
[訳] (病で山に行けないので)蚊屋をつって青く遠くかすむ山を作ろう。家の内で(山の気分を味わおう)。
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