「らむ」を解説文に含む見出し語の検索結果(161~170/554件中)
分類和歌「恋ひわびて泣く音(ね)にまがふ浦波(うらなみ)は思ふかたより風や吹くらむ」出典源氏物語 須磨[訳] 恋しさに悲しみ嘆いて泣く声にも似る海辺の波音は、私が恋しく思う方角から風が吹くためにそう聞...
分類和歌「しら露の色はひとつをいかにして秋の木の葉をちぢにそむらむ」出典古今集 秋下・藤原敏行(ふぢはらのとしゆき)[訳] 白露の色はただ白一色なのに、それをどのようにして、秋の木の葉をさまざまな色に...
分類和歌「袖ひちてむすびし水の凍れるを春立つ今日の風やとくらむ」出典古今集 春上・紀貫之(きのつらゆき)[訳] 夏の日の袖がぬれるまでにして手にすくった水が、冬の間凍っていたのを、立春の今日の風が解か...
[一]自動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}お仕え申し上げる。▽「仕ふ」の謙譲語。出典日本書紀 雄略「其(し)が尽くるまでに大君に堅くつかへまつらむと」[訳] それが尽きるまで、天皇にしっか...
[一]自動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}お仕え申し上げる。▽「仕ふ」の謙譲語。出典日本書紀 雄略「其(し)が尽くるまでに大君に堅くつかへまつらむと」[訳] それが尽きるまで、天皇にしっか...
分類連語さあ(よし)、それでは。▽何かの行動を促したり始めようとしたりするときに言う。出典今昔物語集 二五・一〇「いざさらば、同じくはこの奴(やっこ)射ころして頸(くび)取りて、河内(かはち)の殿に奉...
副詞かりかり。▽雁(かり)・(がん)の鳴き声。出典後撰集 秋下「ひたすらにわが思はなくに己(おのれ)さへかりかりとのみ鳴き渡るらむ」[訳] ひたすらに思っているわけではないのに、(私だけでなく)雁、お...
分類和歌「君があたり見つつも居(を)らむ生駒山(いこまやま)雲なたなびき雨は降るとも」出典万葉集 三〇三二・よみ人知らず[訳] 君の家のあたりを見続けていよう。生駒山に、雲よ、たなびかないでくれ。たと...
分類和歌出典百人一首 「心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花」出典古今集 秋下・凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)[訳] もし折るのなら、当て推量で折ろうか。初霜がおりて、その白さのせい...
打消推量の助動詞「じ」の已然形。出典新続古今集 春下「人はなど訪(と)はで過ぐらむ風にこそ知られじと思ふ宿の桜を」[訳] 人はどうして訪ねないで通り過ぎるのだろう。風には知られないようにしようと思う(...