学研全訳古語辞典 |
でん-がく 【田楽】
①
平安時代から室町時代にかけて行われた民間芸能の一つ。⇒田楽
分類文芸
②
①に用いる、腰に付けて打つ鼓。
③
「田楽法師(ほふし)」の略。①を演じることを職業とする者。
④
「田楽豆腐(どうふ)」あるいは「田楽焼(や)き」の略。豆腐を串(くし)に刺し、味噌(みそ)をつけて焼いた食べ物。
田楽
分類文芸
平安時代から室町時代にかけて行われた民間芸能の一つ。笛・太鼓ではやして歌い踊る、田植えのときの神事芸能。のち、田植え踊りを中心に曲芸的な演技も加えて遊芸化し、職業的な芸人(田楽法師)も生まれて興行化された。室町時代になると、「猿楽(さるがく)」に吸収された。
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