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ちゃうずの意味

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学研全訳古語辞典

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ちゃう-・ず 【打ず】

他動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


打ちたたく。打ち懲らしめる。


出典宇治拾遺 九・六


「見るにちゃうぜん事いとほしく覚えければ」


[訳] 見ると打ちたたくようなことはかわいそうに思われたので。



ちゃう-・ず 【長ず】

自動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


成長する。育つ。


出典今昔物語集 五・一四


「その子、漸(やうや)く勢(せい)ちゃうずるに」


[訳] その子は、だんだん体つきが成長すると。


年上である。年長である。


出典太平記 五


「年ちゃうぜるを先達(せんだち)に作り立て」


[訳] 年が上である者を先導役にしたてて。


ぬきんでる。すぐれる。


出典徒然草 一四五


「道にちゃうじぬる一言、神のごとし」


[訳] 専門の道でぬきん出ている人のひとことは、神の言葉のようだ。








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