古語:

ちればこその意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > ちればこその解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ちればこそ…

分類和歌


「散ればこそいとど桜はめでたけれうき世に何か久しかるべき」


出典伊勢物語 八二


[訳] 散るからこそいっそう桜はすばらしいのだ。つらいことの多いこの世の中に、何が永遠なものであろうか。永遠なものなどありはしない。


鑑賞

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」〈⇒よのなかにたえてさくらの…。〉の返歌。「世の中に…」の歌が桜の散りゆくことを厭(いと)うのに対して、この歌は、いつまでも咲いていずに惜しまれながら散るからこそすばらしいとする。はかなく散ってゆく桜に美を見いだしている。








ちればこそのページへのリンク
「ちればこそ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

ちればこそのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




ちればこそのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS