学研全訳古語辞典 |
やま-ざと 【山里】
①
山の中にある人里。山の中の村。
出典後拾遺集 秋上
「住む人もなきやまざとの秋の夜(よ)は月の光も寂しかりけり」
[訳] 住む人もいない山中の人里の秋の夜は、月の光も寂しく感じられるのだった。[反対語] 村里(むらざと)。
②
山里にある別荘。山荘。
出典源氏物語 橋姫
「宇治といふ所に、よしあるやまざと持ち給(たま)へり」
[訳] 宇治という所に、趣のある山荘をお持ちになっていた。
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①
山の中にある人里。山の中の村。
出典後拾遺集 秋上
「住む人もなきやまざとの秋の夜(よ)は月の光も寂しかりけり」
[訳] 住む人もいない山中の人里の秋の夜は、月の光も寂しく感じられるのだった。[反対語] 村里(むらざと)。
②
山里にある別荘。山荘。
出典源氏物語 橋姫
「宇治といふ所に、よしあるやまざと持ち給(たま)へり」
[訳] 宇治という所に、趣のある山荘をお持ちになっていた。
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