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れうの意味

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学研全訳古語辞典

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れう 【寮】

名詞

律令制で、「省(しやう)」に属する役所。図書(ずしよ)寮・大学寮・左右の馬(め)寮など。「職(しき)」より下位、「司(し)」より上位で、頭(かみ)・助(すけ)・允(じよう)・属(さかん)の四等官を置く。


寺院内で、修学中の僧が寄宿する宿舎。学寮。


江戸時代の、富裕な町人や遊女屋の別宅。



れう 【料】

名詞

入用の品。材料。費用。


出典源氏物語 少女


「童(わらは)・下仕(しもづか)へのれうなど、えならで奉れ給(たま)へり」


[訳] 子供や下僕の者の入用の衣服なども、何とも言えないすばらしさに仕立てて差し上げなさった。


目的。理由。ため。


出典竹取物語 燕の子安貝


「燕(つばくらめ)の持(も)たる子安(こやす)の貝を取らむれうなり」


[訳] 燕(つばめ)の持っている子安貝を取る目的である。








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