学研全訳古語辞典 |
なか-ぞら・なり 【中空なり】
活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
①
中途半端だ。
出典源氏物語 若紫
「なかぞらなる御程にて」
[訳] (幼児でもなく大人でもない)中途半端なお年ごろで。
②
心が落ち着かない。うわのそらだ。
出典古今集 恋一
「初雁(はつかり)の(=枕詞(まくらことば))はつかに声を聞きしよりなかぞらにのみ物を思ふかな」
[訳] ほんのちょっと(あなたの)声を聞いてから、うわのそらに物思いをすることだ。
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活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
①
中途半端だ。
出典源氏物語 若紫
「なかぞらなる御程にて」
[訳] (幼児でもなく大人でもない)中途半端なお年ごろで。
②
心が落ち着かない。うわのそらだ。
出典古今集 恋一
「初雁(はつかり)の(=枕詞(まくらことば))はつかに声を聞きしよりなかぞらにのみ物を思ふかな」
[訳] ほんのちょっと(あなたの)声を聞いてから、うわのそらに物思いをすることだ。
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