学研全訳古語辞典 |
け-さう 【化粧・仮粧】
―ず自動詞・サ変
①
化粧(けしよう)すること。
出典源氏物語 少女
「けさうじ給(たま)へる御顔の色」
[訳] 化粧しておられるお顔の色。
②
(よい服装をして)身づくろいをすること。
出典竹取物語 火鼠の皮衣
「御身のけさう、いといたくして」
[訳] ご自身の身づくろいをたいそう念入りにして。
参考
サ変動詞の場合は、「けさうず」と語尾が濁音化する。
け-しゃう 【化粧・仮粧】
―ず自動詞・サ変「けさう(化粧)」に同じ。
けそう 【化粧・仮粧・懸想】
⇒けさう
けわい 【気配・化粧・仮粧】
⇒けはひ
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