学研全訳古語辞典 |
へん-しふ 【偏執】
①
かたよった考えにとらわれること。固執。
出典無名抄 近代歌体事
「一方にへんしふすまじき事にこそ」
[訳] (歌風はどちらか)一方に固執すべきではない事である。
②
不愉快に思うこと。不快。
出典太平記 一七
「傍若無人に申せば、聞く人見る人、いづれもへんしふの思ひをなしにけり」
[訳] 傍若無人に申し上げるので、(これを)聞く人も見る人も、みな不愉快な思いをしてしまった。◆「へんじふ」とも。
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①
かたよった考えにとらわれること。固執。
出典無名抄 近代歌体事
「一方にへんしふすまじき事にこそ」
[訳] (歌風はどちらか)一方に固執すべきではない事である。
②
不愉快に思うこと。不快。
出典太平記 一七
「傍若無人に申せば、聞く人見る人、いづれもへんしふの思ひをなしにけり」
[訳] 傍若無人に申し上げるので、(これを)聞く人も見る人も、みな不愉快な思いをしてしまった。◆「へんじふ」とも。
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