古語:

匂はすの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

にほは・す 【匂はす】

他動詞サ行四段活用

活用{さ/し/す/す/せ/せ}


美しく染める。美しく色づける。


出典万葉集 三六七七


「秋の野をにほはす萩(はぎ)は咲けれども」


[訳] 秋の野を美しく染める萩は咲いたけれども。


香りを漂わせる。薫らせる。


出典枕草子 南ならずは東の


「火取りに火深う埋(うづ)みて、心細げににほはしたるも」


[訳] 火取り香炉に火を深く埋めて、かすかに香りを漂わせているのも。


それとなく知らせる。ほのめかす。


出典源氏物語 横笛


「まほにあらねど、うちにほはしおきて」


[訳] はっきりではないが、(気持ちを)ちょっとほのめかしておいて。








匂はすのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

匂はすのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




匂はすのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS