古語:

埒明くの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

らち-あ・く 【埒明く】

分類連語


はかどる。決着がつく。「らちがあく」「らちのあく」とも。


出典日本永代蔵 浮世・西鶴


「らちのあく所は、一人手前(ひとりてまへ)より四分五厘(りん)づつ出してつくばひ」


[訳] 決着がついたときには、一人一人から四分五厘ずつ出して平身低頭し。


参考

春日(かすが)の若宮神社の例祭(=御(おん)祭り)で能の奉納のとき、金春太夫(こんぱるだゆう)が御旅所の前の「埒」を開けて神前に進んで演能したことからとも、賀茂(かも)の競べ馬のときに「埒」でせきとめられた見物人が埒を開けて入りこんだことからともいう。








埒明くのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

埒明くのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




埒明くのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS