学研全訳古語辞典 |
むねむね-・し 【宗宗し】
活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
主だっている。中心的である。
出典源氏物語 橋姫
「家司(けいし)なども、むねむねしき人もなかりければ」
[訳] 家政を処理する役人なども、主だった人もいなかったので。
②
しっかりしている。堂々としている。
出典源氏物語 夕顔
「むねむねしからぬ軒のつまごとに」
[訳] 堂々としていない軒先ごとに。
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活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
主だっている。中心的である。
出典源氏物語 橋姫
「家司(けいし)なども、むねむねしき人もなかりければ」
[訳] 家政を処理する役人なども、主だった人もいなかったので。
②
しっかりしている。堂々としている。
出典源氏物語 夕顔
「むねむねしからぬ軒のつまごとに」
[訳] 堂々としていない軒先ごとに。
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