学研全訳古語辞典 |
さし-す・ぐ 【差し過ぐ】
活用{ぎ/ぎ/ぐ/ぐる/ぐれ/ぎよ}
①
出過ぎる。度を越す。「差し過ぐす」とも。
出典源氏物語 帚木
「またさしすぎたる事なく物し給(たま)ひけるかな」
[訳] また出過ぎた事もなくていらっしゃるよ。
②
通り過ぎる。
出典平家物語 一〇・熊野参詣
「佐野の松原さしすぎて」
[訳] 佐野の松原を通り過ぎて。◆「さし」は接頭語。
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活用{ぎ/ぎ/ぐ/ぐる/ぐれ/ぎよ}
①
出過ぎる。度を越す。「差し過ぐす」とも。
出典源氏物語 帚木
「またさしすぎたる事なく物し給(たま)ひけるかな」
[訳] また出過ぎた事もなくていらっしゃるよ。
②
通り過ぎる。
出典平家物語 一〇・熊野参詣
「佐野の松原さしすぎて」
[訳] 佐野の松原を通り過ぎて。◆「さし」は接頭語。
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