学研全訳古語辞典 |
さし-や・る 【差し遣る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
押しやる。(手を)差し伸ばす。
出典蜻蛉日記 上
「硯(すずり)引き寄せて、手習ひに『…』とてさしやりたれば」
[訳] 硯を引き寄せて書き流しに『…』と(書い)て押しやったので。◇「さし」は接頭語。
②
(棹(さお)を差して)船を進ませる。
出典源氏物語 椎本
「君たち誘ひて、さしやり給(たま)ふ程」
[訳] 貴公子たちを誘って、船を進ませなさる間。
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活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
押しやる。(手を)差し伸ばす。
出典蜻蛉日記 上
「硯(すずり)引き寄せて、手習ひに『…』とてさしやりたれば」
[訳] 硯を引き寄せて書き流しに『…』と(書い)て押しやったので。◇「さし」は接頭語。
②
(棹(さお)を差して)船を進ませる。
出典源氏物語 椎本
「君たち誘ひて、さしやり給(たま)ふ程」
[訳] 貴公子たちを誘って、船を進ませなさる間。
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