学研全訳古語辞典 |
かん 【干】
横笛の指穴の名の一つ。七つある指穴の一番下の穴。
ふ 【干・乾】
活用{ひ/ひ/ふ/ふる/ふれ/ひよ}
①
かわく。
出典万葉集 七九八
「わが泣く涙いまだひなくに」
[訳] 私の泣く涙はまだかわかないのに。
②
(潮が)引く。
出典万葉集 三七一〇
「潮ひなばまたもわれ来(こ)む」
[訳] 潮が引いたならば、また私はやって来よう。◆上代語。中古以後は「ひる」と上一段化。
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横笛の指穴の名の一つ。七つある指穴の一番下の穴。
活用{ひ/ひ/ふ/ふる/ふれ/ひよ}
①
かわく。
出典万葉集 七九八
「わが泣く涙いまだひなくに」
[訳] 私の泣く涙はまだかわかないのに。
②
(潮が)引く。
出典万葉集 三七一〇
「潮ひなばまたもわれ来(こ)む」
[訳] 潮が引いたならば、また私はやって来よう。◆上代語。中古以後は「ひる」と上一段化。
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