学研全訳古語辞典 |
あし-こ 【彼処】
あそこ。
出典源氏物語 若菜上
「あしこに籠(こも)りなむのち」
[訳] あそこにこもってしまった後は。
あそ-こ 【彼処】
あの場所。あそこ。▽遠称の指示代名詞。「ここ」との対で用いることが多い。[反対語] 此処(ここ)。
かし-こ 【彼処】
あそこ。かのところ。▽遠称の指示代名詞。
出典伊勢物語 九六
「かしこより人おこせば、これをやれ」
[訳] あそこから使いをよこしたら、これをやれ。
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あそこ。
出典源氏物語 若菜上
「あしこに籠(こも)りなむのち」
[訳] あそこにこもってしまった後は。
あの場所。あそこ。▽遠称の指示代名詞。「ここ」との対で用いることが多い。[反対語] 此処(ここ)。
あそこ。かのところ。▽遠称の指示代名詞。
出典伊勢物語 九六
「かしこより人おこせば、これをやれ」
[訳] あそこから使いをよこしたら、これをやれ。
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