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手放ちなりの意味

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て-はなち・なり 【手放ちなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


行き届かないようすだ。手を抜いて不十分だ。


出典更級日記 太井川


「これは、をとこなども添はねば、いとてはなちに、あらあらしげにて」


[訳] ここ(乳母の宿)は、夫なども付き添っていないので、非常に行き届かないようすで、粗末な状態であって。








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