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掻き曇るの意味

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かき-くも・る 【搔き曇る】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


(雲や霧などにおおわれて)空が一面に暗くなる。


出典古今集 恋五


「かきくもり雨も降らなむ」


[訳] 空が一面に暗くなり、雨でも降ってほしい。


(涙で)目の前がぼんやりとなる。


出典源氏物語 椎本


「かきくもり、もの見えぬ心地し給(たま)へば」


[訳] 涙で目の前がぼんやりとなり、ものが見えない気持ちになられるので。◆「かき」は接頭語。








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