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末末の意味

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学研全訳古語辞典

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すゑ-ずゑ 【末末】

名詞

(物の)先の方。先端。末端。


出典源氏物語 蜻蛉


「心もとなき花のすゑずゑ」


[訳] 弱々しい花の先端。


行く末。将来。あとあと。


出典源氏物語 末摘花


「かかる人々のすゑずゑいかなりけむ」


[訳] このような人々の将来はどうなったのだろうか。


年下の者。


出典源氏物語 柏木


「弟の君(きん)だちも、また、すゑずゑの若きは」


[訳] 弟の君達も、また(ずっと)年下の若い方々は。


子孫。


出典徒然草 三〇


「聞き伝ふるばかりのすゑずゑは、あはれとやは思ふ」


[訳] (故人のことを)聞き伝えているだけの子孫は、(その故人のことを)しみじみと思うであろうか、いや、思いはしない。


身分の低い者。しもじも。


出典徒然草 一三七


「若くすゑずゑなるは、宮仕へに立ち居(ゐ)」


[訳] 若くて身分の低い者は、主人の世話に立ったり座ったりして(忙しく)。








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