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条の意味

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ジョウ 【条】

⇒でう



でう 【条】

名詞

都城制で、都の左京・右京を、それぞれ南北に九つに区画したもの。北から南へ一条・二条…と呼ぶ。


(…の)くだり。(…の)件。


出典保元物語 中


「無音(ぶいん)に乱入のでう甚だいはれなし」


[訳] あいさつなしに乱入した件はたいそう不当である。


…によって。ゆえに。


出典平家物語 七・忠度都落


「その沙汰(さた)なく候ふでう、ただ一身(いつしん)の嘆きと存じ候ふ」


[訳] その知らせがございませんゆえに、ただ我が身の嘆きと思うことでございます。


参考

は、から変化した接続助詞的な用法で、中世以後の候文(そうろうぶん)に多く用いられる。








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