古語:

然然の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

さ-さ 【然然】

副詞

これこれ。しかじか。▽詳しく述べるべきことを省略して述べるときに用いる。


出典蜻蛉日記 下


「ささの所に月ごろはものせらるる」


[訳] これこれの所に数か月来移り住んでおられます。◆副詞「さ」を重ねたもの。



しか-しか 【然然】

[一]副詞

これこれ。こうこう。「しかじか」とも。▽具体的な内容を省略するときに用いる語。


出典源氏物語 若紫


「『しかしかなむ』と聞こゆれば」


[訳] 「これこれで」と申し上げると。


[二]感動詞

そのとおり。いかにも。そうそう。▽あいづちを打つときに用いる語。


出典大鏡 序


「しかしか、いと興あることなり」


[訳] いかにも、たいそうおもしろ味のあることだ。








然然のページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

然然のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




然然のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS