学研全訳古語辞典 |
くゆ・る 【燻る・薫る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
くすぶる。煙や匂(にお)いが立ちのぼる。
出典源氏物語 花宴
「いとけぶたうくゆりて」
[訳] (香が)たいそうけむたいほどくすぶって。
②
思いこがれる。▽比喩(ひゆ)的に用いる。
出典蜻蛉日記 上
「燻(ふす)べやしつるくゆる思ひに」
[訳] くすぶっているのだろうか、思いこがれる思いのために。
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活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
くすぶる。煙や匂(にお)いが立ちのぼる。
出典源氏物語 花宴
「いとけぶたうくゆりて」
[訳] (香が)たいそうけむたいほどくすぶって。
②
思いこがれる。▽比喩(ひゆ)的に用いる。
出典蜻蛉日記 上
「燻(ふす)べやしつるくゆる思ひに」
[訳] くすぶっているのだろうか、思いこがれる思いのために。
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