学研全訳古語辞典 |
かふ 【甲】
①
十干(じつかん)の一番目。きのえ。
②
(①から転じて)最もすぐれているもの。第一位。
③
かめ・かになどの固い殻。甲羅(こうら)。
④
よろい。かぶと。
⑤
手足の表面の部分。
⑥
琵琶(びわ)・琴などの胴の部分。
き-の-え 【甲】
「十干(じつかん)」の第一。甲(こう)。◆木の兄(え)の意。
コウ 【甲・合】
⇒かふ
かぶと 【兜・甲・冑】
①
武具の一つ。頭部を防御するための鉄製のかぶり物。頭頂部を覆う「鉢(はち)」、その下に垂れて首を覆う「錏(しころ)」を主要の部分とする。
②
舞楽の楽人(がくにん)や舞人(まいびと)がかぶる、鳳凰(ほうおう)の頭にかたどった冠。とりかぶと。
③
端午の節句に飾る飾り物の一つ。
よろい 【鎧・甲】
⇒よろひ
よろひ 【鎧・甲】
①
身につけて、刀剣類や矢などから体を守る防具。「甲冑(かつちう)」の総称。
②
①のうち、胴の部分を覆う防具。古代の短甲や挂甲(けいこう)、平安時代以降の「大鎧(おほよろひ)」「腹巻(はらまき)」「胴丸(どうまる)」「腹当て」など。特に、大鎧。
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