古語:

真言の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

しん-ごん 【真言】

名詞

真実の言葉。深い意味のこもった仏の言葉。


出典源氏物語 薄雲


「仏のいさめ守り給(たま)ふしんごんの深き道をだに」


[訳] 仏のさとしをお守りになる真実の言葉の深い道さえも。


密教で、仏・菩薩(ぼさつ)やそれらの働きを示す秘密の言葉。梵語(ぼんご)で表され、呪文(じゆもん)として唱える。「陀羅尼(だらに)」と同じものであるが、ふつう、その中の短いものを「真言」という。


出典源氏物語 手習


「心にさるべきしんごんを読み印(いん)を作りて」


[訳] 心にふさわしい密教の呪文を唱え、手に印を結んで。


「真言宗(しゆう)」の略。仏教八宗の一つ。大日如来を教主とし、秘密の真言の教え(=密教)を中心とする。唐に渡った空海が大同一年(八〇六)に帰朝して伝えた。◆仏教語。








真言のページへのリンク
「真言」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

真言のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




真言のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS