学研全訳古語辞典 |
きゃう 【経】
釈迦(しやか)の教えや言行を記した書物。経文。仏典。
たて 【経・縦】
①
上下の方向。方角では南北にいう。[反対語] 横。
②
織物の縦糸。[反対語] 緯(ぬき)。
ふ 【経】
活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}
①
時がたつ。年月が過ぎる。過ぎ去る。
出典伊勢物語 八三
「日ごろへて、宮に帰り給(たま)うけり」
[訳] 数日たって、京の御殿にお帰りになった。
②
通る。通って行く。通り過ぎる。
出典土佐日記 二・一
「黒崎の松原をへて行く」
[訳] 黒崎の松原を通り過ぎて行く。
へ 【経】
動詞「ふ」の未然形・連用形。
キョウ 【向・狂・京・卿・経・竟・軽・境・警・響・饗】
⇒きゃう
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