学研全訳古語辞典 |
いとど 【蟋蟀・竈馬】
昆虫の名。かまどうま。
きりぎりす 【蟋蟀】
虫の名。今のこおろぎ。
注意
今のきりぎりすとは別物。今のきりぎりすは、平安時代には、その鳴き声が機織(はたお)りの音に似ているところから、「機織り」「機織り女(め)」といった。そしてこおろぎは、秋鳴く虫の総称であったらしい。
こおろぎ 【蟋蟀】
⇒こほろぎ
こほろぎ 【蟋蟀】
虫の名。こおろぎ。上代には、秋の夜に鳴く虫の総称として用いられたともいう。◆上代と近世以降の語で、平安時代から中世にかけては、「きりぎりす」と呼ばれた。
蟋蟀のページへのリンク |