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行方も知らずの意味

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ゆくへ-も-しら-・ず 【行方も知らず】

分類連語


行方も分からない。


出典源氏物語 浮舟


「ゆくへもしらずなりにしが、大将に尋ね取られにける」


[訳] 行方も分からなくなってしまった(人)が、大将(=薫)に見出だされ引き取られたのだ。


将来どういうふうになって行くのかも分からない。


出典古今集 恋二


「わが恋はゆくへもしらず果てもなし逢(あ)ふをかぎりと思ふばかりぞ」


[訳] 私の恋は、これからどういうふうになって行くのかも分からず、終わりもない。だから会っている今を極みと思うだけなのだよ。◆「ゆくへもしれず」とも。








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