古語:

言ひ知らずの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > 言ひ知らずの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

いひしら-・ず 【言ひ知らず】

分類連語


言い尽くせない。


出典古今集 恋三


「などいひしらぬ思ひ添ふらむ」


[訳] なぜ言い尽くせない(あなたへの)思いがつのるのだろうか。


(言いようがないほど)すばらしい。また、ひどい。▽よい意味でも悪い意味でも用いる。


出典源氏物語 末摘花


「白き衣(きぬ)のいひしらず煤(すす)けたるに」


[訳] 白い衣服のひどくすすけたのに。


取るに足りない。つまらない。


出典枕草子 節は


「いひしらぬ民のすみかまで」


[訳] 取るに足りない庶民の住宅まで。


なりたち

動詞「いひしる」の未然形+打消の助動詞「ず」








言ひ知らずのページへのリンク
「言ひ知らず」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

言ひ知らずのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




言ひ知らずのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS