学研全訳古語辞典 |
説話
分類文芸
神話・伝説・昔話など、実際にあったこととして人々に語り伝えられてきた話。それらを書き記したり編纂(へんさん)したりしたもので、文学形態を備えたものを「説話文学」という。内容の上からは、民衆の生活や生活感情に根ざした「世俗説話」と、説法・霊験などの信仰談からなる「仏教説話」とに分けられる。主な説話集には、『日本霊異記(にほんりよういき)』、『今昔(こんじやく)物語集』『宇治拾遺物語』『古今著聞集(ここんちよもんじゆう)』『十訓抄(じつきんしよう)』などがある。
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