古語:

諸口の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

もろ-くち 【諸口・双口】

名詞

多くの人のいう言葉。世間の評判。


出典宇津保物語 国譲中


「御王位だにも、下のもろくちと申すことは、え否(いな)び給(たま)はぬことなり」


[訳] 帝(みかど)でさえも、下の多くの人のいう言葉は、拒絶なさることのできないものである。


馬を引くとき、その口を左右から取って引くこと。


出典平家物語 九・生ずきの沙汰


「あるいは乗り口に引かせ、あるいはもろくちに引かせ」


[訳] ときには差し縄(=馬の口に付けて引く縄)を鐙(あぶみ)のところで取って引かせ、ときには左右の差し縄を二人で取って引かせ。[反対語] 乗り口。◆「もろぐち」とも。








諸口のページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

諸口のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




諸口のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS