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諸口の意味

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もろ-くち 【諸口・双口】

名詞

多くの人のいう言葉。世間の評判。


出典宇津保物語 国譲中


「御王位だにも、下のもろくちと申すことは、え否(いな)び給(たま)はぬことなり」


[訳] 帝(みかど)でさえも、下の多くの人のいう言葉は、拒絶なさることのできないものである。


馬を引くとき、その口を左右から取って引くこと。


出典平家物語 九・生ずきの沙汰


「あるいは乗り口に引かせ、あるいはもろくちに引かせ」


[訳] ときには差し縄(=馬の口に付けて引く縄)を鐙(あぶみ)のところで取って引かせ、ときには左右の差し縄を二人で取って引かせ。[反対語] 乗り口。◆「もろぐち」とも。








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