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随分にの意味

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学研全訳古語辞典

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ずい-ぶん(に) 【随分(に)】

副詞

分際に応じて。身分相応(に)。


出典平家物語 灌頂・六道之沙汰


「万乗の主(あるじ)となり、ずいぶん一つとして、心にかなはずといふことなし」


[訳] 天子となり、その位に応じて一つとして、思いにかなわないということがない。


できるかぎり。極力。


出典平家物語 三・法印問答


「ずいぶん悲涙をおさへてこそ罷(まか)り過ぎ候へ」


[訳] できるかぎり悲しみの涙をおさえて、過ぎて来ました。


すこぶる。大いに。


出典今昔物語集 一四・二五


「真言(しんごん)を保ちて年ごろ行ふ間、ずいぶんにその験(しるし)あり」


[訳] 真言を保って長年修行をして来たので、大いにその効果がある。


〔下に打消の語を伴って〕なかなか。容易には。








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